マイスターのつぶやき 髪を切ると風邪をひくのは本当か?
第2段 髪を切りすぎると風邪を引くのは本当??
まずは簡単な髪の構造から、髪の中は3層構造になっています。
のり巻きのようなものだと思ってください。
まずは、ノリの部分
これをみなさんご存じキューティクルと言います。
髪の中身が外に流失しないように蓋の役割をするのと
毛髪内部を守ってくれる盾の役割を果たします。
次に酢飯の部分(コルテックス)
これは髪のもともと持っている(しなやかさ)や(弾力)を
つくりだしている部分。
パーマがかかったりカラーが染まるのもこの部分です。
そして、かっぱ巻きだったらきゅうりの部分一番芯のメデュラという部分
ここの役割は実はまだ解明されてません。
しかし、こうではないかという説はあります。
私はこの説が正しいのではないかと思っています。
それは、その芯の部分に熱を保存するのではないかという説です。
例えば白クマさんのメデュラは人に比べるとすごくぶっといのです。
白クマさんの体温が何度あるかわかりませんが仮に人と同じ36.5分だとします。
白クマさんのメデュラはぶっといのですぐに熱を伝達します。だから白クマさんは常に36.5°でおおわれているのです。
だから寒い北極でも元気にとんだる跳ねたりできるのです。
だからその毛皮をはいで人が着込んでも
決して北極で元気にいられるかといったら、そんなことはありません。私なら3分耐えられないでしょうね 😐
で、人間にもそのメデュラは髪の中に存在します。
白クマさんほどではないにしろ髪の中に体温を蓄えているといわれています。
だから髪を切るとその体温を保存する機能が失われるので寒くなります。
ゆえに、髪を切ると風邪をひくというのは本当です(おそらく)